2024 岩手県代表
米崎りんごは相野の歴史
相野果樹園直売所
4代目
大和田 正人
おおわだ まさと
撮影:佐藤尚之(大船渡スタジオ)
- 生年月日
- 1950年12月1日(73歳)
- 出身地
- 岩手県
- 出身校
- 大船渡農業高等学校
- 会社設立
- 1960年9月
- 社長就任
- 2003年
- 従業員数
- 4名(家族)
- 事業内容
- 果樹(リンゴ、梨など)の生産・販売
- 自社の強み
- 直売所のすぐ隣に園地がある。
- 尊敬する人
- 父
- おすすめ本
- 『現代農業』
- パワー飯
- わが家のかつ丼
- 底力の源
- 毎日の晩酌。
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総合得点
163
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- 知力
- 7
- 体力
- 6
- 統率力
- 4
- 人望
- 7
- 運
- 3
- 行動力
- 8
- プレゼンテーション力
- 3
- コミュニケーション力
- 5
- 継続力
- 7
- 精神力
- 7
- 忍耐力
- 6
- 見た目・容姿
- 2
- 実行力
- 8
- 仲間からの愛され力
- 5
- 仲間を愛する心
- 8
- 女子力
- 2
- スピード
- 3
- ユーモア
- 2
- サービス精神
- 8
- 包容力
- 3
- 駆け引き力
- 3
- 謙虚さ
- 5
- 愚直さ
- 8
- 気づかい力
- 6
- 直感力
- 6
- 器用さ
- 7
- まめさ
- 6
- 処世術
- 5
- 信念
- 9
- カリスマ性
- 4
平均5.43/10.00
- リンゴの木を植えたのは、米崎で最も早い方でした。1代目が明治時代に植え、2代目が大正時代に後を継ぎ、3代目が昭和時代(1960年頃)に屋号である「相野」を使って「相野果樹園」の看板を掲げます。ちなみにその頃は、お客さまの口コミを頼りに自宅で販売しつつ、隣町にもリンゴを持って行き、販売していました。その後、1984年に4代目が国道沿いに面している所に直売所を開店し、口コミで顧客が増えたものの、園地が道路を挟んでいたので、2009年に現在の直売所へ移転。園地のすぐそばの相野果樹園として、現在に至ります。
- 常にどのリンゴも完熟の状態で収穫するようにし、自分で食べてみておいしいと思うリンゴのみを売っています。
- 信用されること。
- 社員(家族)の意見を取り入れ、社員が働きやすくするための手助け役になること。
- 台風でリンゴが半分以上落下し、家族で涙しながら拾ったときがありました。そんなときでも、お客さまは「落下したリンゴでも傷があるリンゴでもいいから」と言っていただき、リンゴを購入してくれました。本当にありがたいと思いました。
- ・米崎りんごを途絶えさせたくないから。
・代々、相野果樹園を継承してほしいから。
- 米崎りんごのブランド化を最終目標とし、品質の向上、生産量の増加、顧客獲得を目指します。また、ボランティアをもっと取り入れ、農業の良さを知ってもらい、若手就農者を増やして、一緒に楽しみながらリンゴをつくっていきたい。リンゴジュースやビールなどの加工品も、拡散したいです。
- これからも“楽しく”をモットーに、一丸となって、お客さまの笑顔のために、おいしいリンゴをつくっていきましょう。
- 愛情を込めてつくったリンゴが自然災害で傷つけられ、つらいときもありました。それでもめげずに頑張ってきたおかげで、今の相野果樹園があります。歴史を絶やさぬよう、これからも一緒に頑張っていきましょう。いつも、ありがとう。
- 農業は自分の頑張り次第でどうにでもなる仕事です! 手をかければかけるほど、おいしいものができあがります! 自然と常に一緒だし、手づくりの醍醐味が味わえます! 一緒に頑張りましょう!
会社情報
- 社名
- 相野果樹園直売所
- 本社
- 〒029-2206 岩手県陸前高田市米崎町94-8
TEL 0192-55-4902
- 設立
- 1960年9月
- 事業内容
- 果樹(リンゴ、梨など)の生産・販売
- 社員数
- 4名(家族)
- 取材を通して、4代目と5代目の師弟関係の強さを感じました。「手をかけるほど、おいしくなる」。その言葉を聞き、震災に負けず、リンゴに手間をかけ情熱を注ぐ熱きお二人に、感動しました!